24時間365日対応
理学療法士(PT) | 13名(男性4名・女性9名) |
---|---|
作業療法士(OT) | 2名(女性2名) |
2024.4月現在
理学療法(Physical Therapy)は、けがや病気からの回復を助け、日常生活での動きを楽にするための専門的な医療サービスです。理学療法士は運動や手技などを使って痛みを和らげ、機能を改善し、健康な生活をサポートします。
作業療法(Occupational Therapy)は、日常生活で必要な動作や活動を通じて、患者さまの心身の機能を改善し、生活の質を向上させる治療法です。個々の患者さまの目標やニーズに応じて、プログラムを実施し、心身機能や生活の改善をはかります。
笑顔ある自分らしい生活を取り戻すために…
私たちが全力で援助していきます。
当院にはホットパック・極超短波(マイクロ波治療器)・低周波治療器・牽引療法があります。患者さまの症状や必要性に応じて治療していきます。 なお、治療法によって金属や妊娠中の方などは治療が禁忌となっております。お気軽にご相談ください。
ホットパックとはパック状のゲル物質や熱線が入ったもので温熱療法の一種です。痛みの原因となる患部を温めることで血行が良くなり、筋肉の緊張を緩和する効果があります。
圧力波療法治療器とは圧力波(圧縮空気を生み出す強い振動)を患部へあてることで、痛み(知覚神経)を一時的に麻痺させ、患部やその周辺の細胞を活性化させ、組織の再構成・治癒(回復)を促進させます。 圧力波によって、血流や組織代謝を増加させることで、組織の変性や石灰化沈着など、慢性化した治り難い痛みを取り除くことができます。
当院ではPHYSIO SHOCKMASTERを導入しております。
超音波治療器とは施術時に発生する温熱効果で痛みを緩和し、さらに筋肉や関節など固まっている部分をほぐします。超音波治療には血液の循環を促すなどの効果が知られており、骨折など様々な症状に効果があります。 損傷部分などの弱っている部分を活性化させ、治癒を促進させます。
ハイボルテージ電気刺激療法は瞬間的に高電圧の電流を流すことで、皮膚の抵抗を最小限に抑え、刺激感を少なく深部到達を行える治療法です。 この治療機器一番の特徴は鎮痛効果です。 炎症部位や患部の奥深くに直接作用することで腫脹の軽減や痛みの抑制、治癒の促進効果があり、急性期の痛みの治療に適しています。
様々な運動器疾患の手術後は、特に仕事や日常生活の動作、スポーツ動作を困難にし、私たちの生活の質(QOL)を低下させる大きな一因になります。運動器疾患をもつ方々に対して、運動療法(ストレッチや筋力強化など)や物理療法などを用い身体機能を可能な限り改善することを目的とします。
肺炎などの呼吸器疾患では呼吸苦や、痰の貯留などの症状が認められます。呼吸器リハビリでは、胸郭や呼吸に必要な筋肉を柔らかくし、呼吸苦の改善と痰の排出を促していきます。
また、呼吸筋の筋力向上を図り正しい呼吸法を身につけます。楽に呼吸ができることで活動量が向上し生活動作の再獲得につながります。
当院では、急性期病棟と障害者病棟において、医師の依頼により必要に応じてリハビリを介入しております。急性期病棟では病気や怪我を発症されてからまもない方にリハビリテーションを提供しております。また、発症後もしくは術後の方に早期に介入出来るように努めております。
障害者病棟においては腎不全や透析治療中の患者さまを主に転倒予防や廃用症候群予防に介入し、退院支援に尽力しております。なお、退院支援・退院調整におきましては患者さまご本人やご家族様の意思を傾聴し、定期的なカンファレンスを他職種と連携しながら開催しております。患者さまにとってよりよい安心・安全な療養生活が継続できるように様々な介入をさせて頂いております。
当院では、医師の指示の下、骨・関節・靭帯・筋肉など運動器に関し、理学療法士による個別リハビリテーションを行っています。
筋力増強やストレッチなどの運動療法による個人のニーズにあったプログラムを提案しております。患部だけでなく、生活に必要な動作やスポーツ動作などの指導も行っております。
退院後の自宅での生活に不安のある患者さまに対し、入院中にご本人と共にリハビリスタッフ・相談員・看護師がご自宅へ同行し、生活動作の確認や手すりなどの福祉用具や介護保険で利用できるサービスの導入の検討を行います。当院のスタッフだけでなく、退院後に係るケアマネジャーやご家族などにも参加して頂き、よりスムーズな退院支援を行います。
退院後もリハビリの為の通院が困難な患者さまに対して、ご自宅に当院のリハビリスタッフがお伺いする訪問リハビリもございます。この家屋調査において様々なサービスを検討できる機会にしっかりと寄り添っていきます。
各担当医ごとに週1回、理学療法士・医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・相談員などの他職種で実施しています。患者さま1人1人に対して丁寧にリハビリ状況や退院後の生活を視野に入れた話し合いをしています。
一般的には月1回のところが多いですが、当院では短い期間で実施することにより、より細やかな支援を目指しています。
NSTは理学療法士・医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師など他職種で週に1度会議を開き、意見を出し合うことで、患者さま1人1人に適切な栄養管理をチームで実施しています。
また、栄養管理以外にも摂食嚥下の評価や月に1度、褥瘡対策としてポジショニングラウンドを行っております。
糖尿病教室は医師・理学療法士・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師などの他職種とともに糖尿病についてわかりやすく説明します。
個人にあった、運動種目、運動強度等の提案を行い、進行しないためにも心掛けて頂きたいことを具体的に指導をしていきます。
当院のリハビリスタッフが、地域の皆様の「どんな運動をすればよいの?」、「糖尿病って言われたけど、どのようなことに気をつければいいの?」等の疑問に対して分かりやすく説明します。座学だけではなく、専門家が考えた運動も取り入れて学ぶことができます。